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治療期間はどのくらいでしょうか? | |
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歯の状態および年齢によって異なりますので一概には言えませんが、だいたい1~2年くらいです。 |
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どれ位の頻度で通院するのですか? | |
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場合にもよりますが月に1度または2ヶ月に1度くらいです。 |
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学校を休まないとだめですか? | |
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土曜日、日曜日も診療しているので、すぐに慣れてきます。運動する場合でも特に問題ありません。 |
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体育や音楽の授業などが心配ですが大丈夫ですか? | |
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吹奏楽器は吹きにくい場合もありますが、すぐに慣れてきます。運動する場合でも特に問題ありません。 |
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相談に行ったらその後すぐ治療が始まるのですか? | |
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まず資料(レントゲン、歯型)をとってから診断を受けて頂き、それから治療に入っていきます。 |
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1回の治療時間はどれ位かかりますか? | |
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処置内容により異なりますが30分~1時間くらいです。 |
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治療終了後は何もしなくて良いのですか? | |
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きれいになった歯並びを保つ為にリテーナーという取り外しのできる装置を使用して頂くようになります。 |
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完全予約制という事ですが待ち時間はありますか? | |
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待ち時間は殆どありませんが、まれに5分ほどお待たせする事もあります。 |
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年齢が高いのですが矯正できますか? | |
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歯や歯茎、顎の骨などの状態が健康であれば、いくつになっても歯列矯正治療は可能です。矯正治療は子供達のためばかりに行われているわけではありません。ただし、成長期にある子供達の方が成長・発育を利用しながら治療が進められるので条件が有利になります。 |
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子供は、どれくらいから治療をはじめればよいのでしょうか? | |
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矯正治療の開始時期は、歯並びの状態だけでは決められません。骨格の問題、習癖や治療する本人の全身の健康状態や成長の度合い、そして本人とその家族のやる気と理解で異なります。 矯正治療は、始める時期により「早期治療」と「永久歯治療」の2つに分けられます。 早期治療というのは、乳歯列や混合歯列の時期(6歳から9歳くらい)に始める治療のことです。この時期の治療は、放っておけない悪い状態があったら、少しでもなおしておいて、永久歯がそろいやすい環境をつくったり、永久歯の矯正治療を始めるための準備を整えておいたりするのが、大きな目的だといっていいでしょう。 早期治療は、成長を利用して骨格のズレを治療したり、歯列を拡大したり、部分矯正をするのに適しています。指しゃぶり、舌癖、爪噛みなど、歯並びに悪い影響のある習癖をやめさせて、それ以上歯並びが悪くならないようにするのも早期治療のひとつです。 順応性の豊かな時期ですので、患者本人の苦痛も少なく、早く慣れて好ましい反応を得やすいといえるでしょう。また、早く始めれば、歯を抜かずに治療できるケースもあるなどのメリットもあります。 永久歯治療では、乳歯がすべて交換して永久歯がほぼ出揃った状態ですので、ほとんどの場合で歯にブレースを付けて広範囲にわたって徹底した治療を行うことが出来ます。とくに、歯を抜く必要のあるケースでは、治療を開始するときに乳歯が残っていない方が治療の効率がいいということもあって、早くても11~13歳が開始年齢になります。早ければ早いほどいいとも限らないので、まずは一度ご相談ください。 |
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見えない矯正(裏側からの矯正)は、通常の表からの矯正に比べ、きれいに治らないと聞きましたが、裏側からでもちゃんと治るのでしょうか?また、出っ歯なのですが、見えない治療は出来るのでしょうか? | |
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矯正治療では多くの場合、歯を抜いてスペースを作り、その分、前歯を後ろに下げるといった方法をとりますが、この場合は前歯を後に移動させるのに奥歯を固定源に利用します。 前歯と奥歯が綱引きをしている様子を想像してください。綱引きではどちらか片方が引っ張られ勝負がつきますが、矯正治療では奥歯が引っ張られてしまっては前歯が下がりません。表側の装置による治療では、時に前歯が下がらず奥歯が前に来てしまうことがあるのです。 その点、舌側からの装置は奥の固定源が動きにくいというメリットがあるので、それだけで前歯がさがります。したがって高い治療効果が期待されてきます。また舌を出す癖のある人にはメリットがあります。ラピアル方式(表側からの矯正)ですと、この癖が邪魔をして前歯が下がりにくい事がありますが、リンガル方式(裏側からの矯正)であれば歯の裏側に装置がついているので舌の動きを封じることができるのです。装置が習癖をとめるハビットブレーカーといて役割を果たしているからですl。 また、出っ歯の場合でも見えない矯正で治療します。 |
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矯正治療中に妊娠や出産をしても大丈夫ですか? | |
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妊娠が矯正治療に与える影響は以下の3つが考えられます。 【1】矯正治療では、治療を始めるにあたりレントゲン検査を行います。わずかな放射線量ですが、妊娠中の方には心配な事です。妊娠安定期に入れば問題ありません。 【2】矯正治療中では抜歯をしなくてはならない場合があります。抜歯後はお薬を飲んで頂かなくてはならないことがあり、妊娠中は出来れば避けたい事のひとつです。 【3】妊娠によって母体のホルモンバランスが変化し歯肉(はぐき)が炎症を起こし赤く腫れやすくなる方もいらっしゃいます。しかし、これは普段の歯みがきをしっかりしていただくことで十分予防できます。矯正治療でのレントゲン検査や抜歯は通常治療のはじめに行う事が多いので、治療初期を過ぎれば妊娠、出産は問題ないと思います。次は、矯正治療が妊娠中の胎児や出産に与える影響ですが、これは全く問題ありません。矯正は局所的な治療なので、全身に影響することは一切ありません。今まで何人もの方が治療中に妊娠、出産しましたが問題はまったくありませんでした。 |
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授乳中でも大丈夫ですか? | |
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抜歯が終わっていれば、ご心配ないと思います。 |
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歯肉が腫れる事はありますか? | |
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歯みがきをきちんとしていただければ腫れる事はありません。 |
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虫歯になり易くなりますか? | |
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どんな病気の治療にも多少のリスクがあるように、矯正治療の場合も例外ではありません。 矯正装置をつけていますと、歯みがきはしにくいので普段以上にケアをしないと虫歯や歯槽膿漏になる危険が高くなります。矯正治療を受けているにあたり当院では、歯みがきの方法はもちろん、治療中のメインテナンスも徹底して行っております。患者様が当院との約束事を守って協力していただければ大きな問題が起こることはありません。 |
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今ある虫歯はどうしたらよいのですか?? | |
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検査の結果、虫歯の治療をしないと矯正装置が付けられなかったり、現在痛みなどの症状があったりする場合は、矯正治療に先立って虫歯の治療をして頂く事になります。しかしそういった問題がなければ、先に矯正治療を始める事もあります。また、現在歯に被せてある冠や詰め物は悪い歯並びの状態に合わせて作られていますので、矯正治療の途中あるいは終了後に作り直さなくてはいけない事もあります。 いずれにしても検査の結果、治療方針が決まらないと何ともいえません。まずはご相談ください。 |
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発音が心配、普通にしゃべることは出来ますか? | |
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発音する時には唇や舌が複雑な動きをしています。歯の表側に矯正装置をつけることによって、一時的にそれらの動かし方が不自然となり発音しにくくなる事はあります。特に裏側に装置をつけるリンガル方式では、装置装着後に発音しにくいと訴えられる方が多いといえます。しかし、ほとんどの場合、どのような装置でも慣れるにしたがって発音も元通りに回復いたしますので心配ありません。 |
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虫歯・親知らずが痛い、あるいは詰め物がとれた場合診て頂けますか? | |
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当院は一般歯科も併設しておりますので、虫歯治療等もしっかりケアさせていただきます。 |
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矯正装置は会話や食事に影響がありますか? | |
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装置を入れた直後は少し違和感や痛みを自覚されることがありますが、数日から1週間くらいで慣れてしまう場合がほとんどです。 |
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ブレースの色は銀色だけですか? | |
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金色(メタル)のものと、クリアタイプのものとがあります。クリアタイプのものは透明ですので殆ど目立ちません。当院では前歯部は全てクリアタイプのものを使用しています。 |
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歯ブラシが上手に出来るか心配です。 | |
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矯正装置を付けていますと、歯みがきはしにくいので普段以上にケアをしないと虫歯や歯槽膿漏になる危険が高くなりますが、矯正治療を受けるに当たって当院では歯みがきの仕方はもちろん、治療中のメインテナンスを徹底して行っております。患者様が当院との約束事を守ってご協力いただければ大きな問題はございません。 |
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金属アレルギーなのですが大丈夫ですか? | |
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最近、金属アレルギー体質の方が増えています。特にご自身で金属アレルギーだという事をご存知ない場合に湿疹や化膿が起きると原因が特定できず、治療が非常に難航します。金属アレルギーと前もってわかっている方は、歯の治療に金属を使わない事をお勧めします。金属アレルギーは、かゆみや湿疹、かぶれ、化膿ばかりでなく、歯や歯肉の黒ずみの原因にもなります。歯の場合、その金属を取り替えない限り、いくら病院で治療しても治りません。ですから金属アレルギーのある人は、最初の治療でどんな材質を使うかが大切になってきます。 現在では金属の代わりに、プラスチック・セラミック・その中間の特徴をもつグラスという新しい素材があります。また、チタンは金属ですが、アレルギーが起きないのでお勧めしております。 |
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矯正装置は歯を傷つけますか? | |
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歯科専門の接着剤で装置を接着しますので傷つけることはありません。装置を除去する際、接着剤をきれいに除去する為に専用の器具を使用しますので、まれに歯の表面が傷付いてしまう場合がありますが、歯の再石灰化の範囲ですのでご安心ください。 |
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治療や装置は痛みを伴いますか? | |
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歯列矯正では、1本1本の歯を理想的な位置に動かしていきますので、個人差がありますが歯が動き始める2・3日間は多少の違和感や痛みを伴う事があります。これは歯が動いている証拠なのですが、次回の治療までの間ずっと続く事はありません。 |
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指しゃぶりは歯並びに関係ありますか? | |
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関係あります。 しゃぶる頻度が減ってきている様子も無く、昼間よくしゃぶるため指タコがはっきりとわかる事が多かったり、開口(前歯だけが開いている)や上顎前突(出っ歯)になってしまい、歯列、咬合、発音、舌癖、口元などに影響が出ていて頻度も思い場合がそうです。 特に学童期(6歳から12歳)では、自然に止める可能性は少なく、歯並び等も自然に良くなる可能性は少ないので小児歯科や矯正等による治療や指導を要します。 |
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抜歯はしないとだめですか? | |
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矯正治療を受ける全員の方が抜歯をしなければならないというわけではありません。 抜歯をする場合は科学的でかつ合理性のある判断と技術者の豊富な経験が必要です。綿密で正確な診断によって不必要な抜歯を少なくすることができます。歯を抜きたくないとおっしゃる方へは、できるだけその希望をかなえていこうと思っております。 |
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矯正と審美歯科とは違うのですか? | |
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矯正歯科はご自身の歯を自然なままで保ちつつ動かして歯並びを治していきます。審美歯科はご自身の歯の神経を取ったり、削ったり被せものなどで修復していく方法です。 |
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不正咬合の原因は何ですか? | |
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不正咬合の原因についてですが、 ●遺伝的原因では、下顎前突や上顎前突の一部または顎と歯のアンバランスの叢生・空隙歯列などがあります。 ●先天的原因には、歯が足りない(欠如歯)、または多い(過剰歯)、歯が普通より小さい(矮小歯)、または大きい(巨大歯)、歯が隣の歯とくっついている(癒合歯、癒着歯)があります。 ●後天的原因には、乳歯が早くなくなる(乳歯の早期喪失)、乳歯がいつまでもある(乳歯の晩期残存)、永久歯が早くなる(永久歯の早期喪失)などがあります。家庭的にできる不正咬合の予防は、癖をなくす、乳歯・永久歯に虫歯を作らないことなどです。 弄舌癖(舌をかんだり吸ったりする)は、上顎前突・開咬の原因になる可能性があります。弄指癖(指しゃぶり、ほおずえ、うつ伏せ寝)等は、交叉交合の原因になる可能性があります。 |